Antoine Courtois Prestige 300をご紹介します☆

Antoine Courtois(アントワンヌ・クルトワ)はフランスを代表する金管楽器メーカーとして世界中で人気のブランドです。

“Prestige 300”は80年代から90年代にかけて製造されていたモデルと言われています。
今回ご紹介するモデルはオプションがついた“ほぼ”フル装備の楽器です。

Antoine Courtois Prestige 300

300は400に比べて支柱が多かったりバック42Bのようなデザインですね。
ベルは交換式になっており、ベルの上部に脱着リングがあるのも特徴的です。

300は年式によってレバー周辺の設計など何種類かあるようです。
このモデルはレバー連結部分が白い樹脂パーツです。
ロータリーキャップはアルミ製ではなく洋白製です。

ベルはR刻印のあるローズブラスベルとイエローブラスベルの2本です。
その他に主管がゴールドブラス(ローズブラス?)とイエローブラスの2本。
バルブセクションとテナーボーゲンが付属しています。

クルトワ愛好家にとってはヨダレが出そうなオプションです!

スライドはニッケルスライドでマウスパイプは固定式です。
パイプの色からニッケルか銀製だと思いますが、この時代のクルトワがどちらのパイプを採用していたのかは分かりません。

今回ご紹介のモデルはオプションがたくさんついた貴重なモデルでしたね♪
純正ケースは1本用ですので、おそらく後からベルセクションのみ別で購入されたのかもしれませんね。
(テナーセクションはヤマハ製ケースに収納されています)


■ Antoine Courtois(アントワンヌ・クルトワ)
■ Prestige 300(プレステージ 300)
■ シリアル / 209**
■ ローズブラスベル・イエローブラスベル
■ マウスパイプ / 固定式
■ ニッケルスライド

※ミュージアム用楽器(非売品)です。事前ご予約で店頭にて試奏可能です。