久しぶりにブログらしい記事でも書いてみようかな…と思い、なにかネタ探しでも…
ということで!(どういうことで?)
今回はマウスピース試奏時にテープを巻く?巻かない?
どうやって巻く??どんなテープを巻く??
という楽器店あるあるについてお話したいと思います。

まず試奏テープについてですが、楽器店によって【巻く派】と【巻かない派】に分かれます。
総合楽器店では【巻く派】が多く、管楽器専門店では【巻かない派】が多いように個人的に感じています。
ではレマンテブラスではどうでしょう???
来店された方はご存知ですが、【がっつり巻く派】です!
新品だけでなく中古品の試奏でも巻いています。
このテープを巻く巻かないには賛否両論あるのですが、がっつり巻く派の当店の理由はただ一つ。
【マウスピースに傷がつくから】です!
テープを巻くとシャンクとのフィッティングや吹奏感が変化するのですが、そこはお客様にご理解いただいて…
その分たくさんの種類の中から試奏できる環境作りを心掛けております。
それでもテープを巻かずに試奏したいお客様と傷をつけたくない当店とお互いが納得できる方法はないかな?
と考えて昨年から導入しているアイテムが、
じゃじゃん!!(昭和感)
【うっすいテープ】(白テープ)
です。
一般的に楽器店では修理用品として入手のしやすい「青いテープ」をつかっているかと思います。
当店もずっと青いテープを使っていました。理由はみんな使ってるから、、、
ただこのテープ。
手で触っても分厚いのがわかる上に、試奏時に水分がつくと剝がれやすい!
という悩みがありました。(サテン加工の商品にもテープがつかない…💦)
またトランペット、ホルンの方からするとテープが分厚いので吹奏感が大きく変わってしまうそうです。
そこで導入した白テープですが、青テープの欠点を克服しつつ吹奏感もほとんど変わらない!
という素敵なテープです。サテン加工のマウスピースにもしっかりとつく!
実際にお客様に両方のテープで試奏していただくと、吹奏感の差はかなりある。という感想を多くいただきました。
特にホルンではテープ1枚の厚みでシャンクのガタつきや入り具合にまで影響がでるようで、白テープに変えてからガタツキなどもほとんど出ておらず大変好評です。
中には白テープがある方が吹きやすい!との意見もありました。

見たままですが右が青テープ、左が白テープです^^;
メーカーによって多少の差はありますが、一般的に流通している青テープが厚み0.07ミリ。
白テープが0.045ミリです。
本当に僅かな差ではありますが、テープの両端を重ねて貼る方法の場合、白テープ1枚分の厚みの差がでます。
おそらくこの重ねた部分の厚みが吹奏感にかなり影響がでているのかな?と思っています。
以前ある方に
「青テープを重ねて貼るのは一番吹奏感が変わる…」
「青テープを重ねてるか重ねていないかで専門スタッフがいるか何となくわかる」
と言われ、ハッ!とした記憶があります。
その時はたまたま重ねてなかったんですよね。汗
いやー重ねてなくてよかった、よかった。
…
・・・
よし!ここから先の記事のまとめ方がわからない!!
ということで文才のないレマンテ担当がただダラダラと書いた記事ですが、最後のまとめ方がよくわからなくなってきたので突然ですが、この辺で終わります!!
※追記※
テープの種類を知りたい!とお問合せありましたので、、、
スミロンのDE-600というテープです!
(モ〇タロウで10センチ幅×100メートルで2,600円くらいです)
うまく言えませんが、ものすごく使いやすいです!
シャンクにテープを巻いてもあまり粘着はないのですが、テープの端を1ミリほど重ねるだけで強力に固定されます。
青テープによくある数回挿したら剥がれる…ということもありません。
剥がすときは重なった部分をペリペリとすればシャンクには粘着していないので簡単に取れます。
あとは何といっても見た目がいい!!
青テープはテープ貼ってるのがバレバレなのでカッコ悪い…
(見た目も大事ですね!)
注意点としてはテープ同士が触れた瞬間ピタっと引っ付いてしまうので慣れるまでは少し難しいです。
ハサミで切る時も切れ味の悪いハサミだとガタガタになります。。。
まだ導入して1年ですので、今後他のテープに替えるかもしれませんが今のところ一番使いやすいです⤴
あ、木管マウスピースは普通に青テープ使ってます。
白テープだと刻印の金色が全部取れそうなくらい粘着強めです。。。