いま関西を中心に口コミなどで広まっている「HKファクトリー」製作の話題の金管マウスピースリングのご紹介です♪

まず、このリングが製作されたのは今年の1月頃。それからすでに100個以上販売されているそうです。
silver925 よりも純度の高い silver950 を材料にハンマリングや熱処理を施して製作されたハンドメイドのMPリングです。

最初は開発者がトランペット奏者ということもあり、トランペット用を中心にリングを販売していたそうですが、その後、関西を中心にプロのトロンボーン奏者の間で人気が広まったということもあり瞬く間に全ての金管奏者の間で大人気商品となりました!

さて、トロンボーン奏者に人気…と聞いて当店スタッフも黙っておられず、リングを試してみたところ。

「おぉ、すごい!」

ということで当店でも取り扱いさせていただくことになりました♪

まずリングの種類ですが、表面にハンマリング加工されたノーマルモデル。裏側にハンマリング加工されたリバースモデル。両面にハンマリング加工のWモデル。厚みを増したヘビーモデルの4種類です。

今回は実際に試奏してみたノーマルモデルとリバースモデルについて感想をご紹介します!

普通はノーマルを試してからリバースを試していただきたいのですが、試奏の順番が逆になってしまったのでそのままご紹介します^^;

マウスピースリング

まずはリバースモデルです!

先入観をなくす為にメーカーさんの情報は見ずにリングを試しています。
(完全に個人の感想ですので、メーカー情報と一致しない所もあります)

まず、装着して音を出したときに「音が出しやすい」「音のつながりが良い」というのが最初の印象です。

特にオクターブ跳躍のときに音が痩せることなく吹きやすくなったように感じました。
低音域については特に変化は少ないように感じ、抵抗感もそれほど強くなった印象はありません。

とにかく「高音域が随分吹きやすく改善された!」と感じることのできるリングです。
普段出ない(出しにくい)音域もリングをつけると出しやすくなりました♪

マウスピースリング

続いてはノーマルモデルです!

リバースモデルの後にノーマルモデルを試しましたが、個人的にはノーマルタイプの方が吹きやすくしっくりきました。

リバースとの違いは、リバースは高音域が滑らかにつながるイメージに対して、ノーマルは「バシッ!」と狙った音が正確に出せる感じです。少し抵抗感はあるように感じましたが、その抵抗が逆に音のツボを明確にしているように感じました。

あと大きく違うと感じたことは低音域の正確さで、リバースは低音域を吹くときに狙った音が当たりにくい音がいくつかありましたが、ノーマルモデルは低音域も一音ずつしっかりと音がはまるような感覚で、スラーで上から下がってきたときにも下の音が安定するように感じました。

結果的にどちらのリングも装着前と比べると吹奏感は良くなりましたが、個人的にはノーマルタイプの方が全音域で安定して吹きやすかったので、今はノーマルタイプを愛用しています♪

この商品は初心者から上級者まで全ての方にお勧めなのはもちろんですが、私としては中級者の方にこそお勧めしたい商品です。

特に、

「もう少しだけ楽に高い音が出たらなぁ…」

と感じているプレイヤーには絶対おすすめです!
私もこのリングのおかげで高音域がストレスなく吹けるようになりました♪

もちろん感じ方には個人差がありますのでノーマル、リバースのどちらが相性が良いかは店頭でいつでも試せますので是非皆さまもリングを体験してみてくださいね。

silver950 MPリングはこちらからご確認いただけます♪

どうでもいい情報ですが、試奏したときの楽器は、、、

クルトワ 420MBOST + アトリエモモ 50 でした。
マウスピースはバック6半、ティルツ6半でも試しましたが、アトリエモモのマウスピースが一番効果が大きかったように感じました。

さらにどうでもいい情報ですが、当店スタッフを誰もご紹介しておりませんでしたので…
今更ながら次回はレマンテブラスのスタッフをご紹介したいと思います!

みんな楽器が大好きなスタッフばかりです♪

※文章を書きなれてなく、分かりにくい、読みにくいブログで申し訳ございませんが
今後ともお付き合いくださいませm(__)m